というより、良くなるように努力しました。
ケベック州の健康保険(日本的に言えば国民保険に近いもの)と会社のグループ保険(日本的に家ば厚生年金保険)で医者に診断してもらって、レントゲンを撮り、3本の注射(コイドロイチン)を打ちました。
1月にまた3本の注射(コイドロイチン)を打って、医師から再診に来てくださいという指示がありました。
これまでは無料です。
処方された薬代は薬局に行き、グループ保険のカードを見せなければならないのですが、100$以上から50%の補償なので、100$になるまで自腹ということになります。
初診日の際に医師に理学療法をすることになりますが、、、と私の顔をチラっと見た時点で、会社のグループ保険(日本的に言えば厚生年金に近いもの)があるので問題なですと言って治療が始まりました。
そうでなければ、別のオプションがあったのだろうか?
とりあえず、理学療法士には初診日に会社のグループ保険は今月一杯ということですのでよろしくと言っておきました。
毎週1回通って、彼の指示通りに自分でも可動域を広げるようなエクササイズを自宅でやっているうちに95%ぐらい、利き腕ぐらいの可動域になりました。
さて、会社のグループ保険は統合及び代替医療など750$まで100%補償します。
あくまでも働いていた会社が加入していたグループ保険のことで、他所とは多少は違うかもしれないです。
まあ、一回75$する理学療法を最大で10回受けられることです。
仮に医師がキネシオロジーを勧めても、マッサージを勧めても、関係ありません。
しっかり領収書を払って払い戻しの申請をオンラインで行います。
4営業日で登録した銀行の口座に払い戻しされるということです。
まあ、幸い回復してきたので、治療を継続する必要もないと確信しています。
恐らく、注射と再診はキャンセルするかもしれません。
関節周囲炎の回復が一向に見えなかった場合、私は会社を辞めてしまったので理学療法は受けられないことになります。
更なる治療が必要だったら、自分でプライベート保険に入るか、新しい会社のグループ保険に入るか、親族又は配偶者に追加してもらうなどの選択をします。
私の場合、肩の痛みは仕事に支障がないと自信があるので、経済活動をしてケベック州の健康保険で補償されていない部分を保険に加入すればいいのです。
仮に肩の痛みが酷く、仕事にならない状態で仕事を続けたくてもできない場合は会社のグループ保険から収入の70%ぐらい、復活するまで補償されます。
これも、努めている会社次第であって、このベネフィットがない場合はカナダのEIベネフィット(雇用保険)を申請する必要があります。
しかしながら、この補償期間に問題があります。
15週間しか補償されないという決まりになっています。
実際には仕事で油が乗っている間にガンなど大病を起こして、仕方なく会社を辞めて収入がなくなり生活保護を受ける羽目になった人がけっこういます。
そういう扱いを受けた人らのある女性が、
子供が病院にいる母親は35週間の休暇(補償)を取ることができて、病気になってしまった人らはたった15週間の補償しか受けられないと指摘しています。
病気なってしまった人らは、それだけでは不十分で、ガンの治療には最低1年かかると言っています。
雇用保険では、失業に対して最大45週間、介護者に対して35週間が許可されているのに病気やケガで仕事ができなくなった人は15週間だけです。
出典:montreal.ctvnews.ca
そして、その方が過去に10年間で約70万人の署名を集めてルールを変更しようとしています。
トルドー政府は、最後のキャンペーン(15 weeks)中にこの15週間の補償を26時間に増やすことを約束しましたが、どう変わるのか注目したいと思います。
カナダの雇用保険にこんなバグがあるとは思いませんでした。
生活保護で受けるガンの治療って限界があると想像します。
ちなみに迷わず自分の身にも起こりうる問題ですから署名しました。
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