イエス・キリストの誕生を祝うのではあるが、実際の誕生日でないと言われており、日本人の私は子供のころからサンタが主役だと思っていたぐらいです。
日本のクリスマスは商業的であるとは言われつつも、ケベック州もかなり商業的な要素はあります。 日本のお正月に近いと言っても良いでしょう。
教会暦の24、25日は大晦日の静けさと厳かな雰囲気に似てます。
教会のミサへ家族で行く様子は未だに見られるのが、大晦日に鐘を付いて参拝する様子に当てはまるのではないでしょうか。
私の知っている限り、26日は親族がそろってブランチを取って、その後はお開きをします。
25日と年を明けて1月は法定休日なので、家族が集まりやすいということもありますが、それ以外は普通に働いています。
まあ、使っていない有給休暇をつける人もいますが、日本の会社員や学生のように正月5、6日連続で休むということはないです。
日本も元旦及び三が日は親族が揃ってお節を食べたりします。
お年玉に値するものはクリスマスギフトです。
日本は年が明けたら、1月31日に向けてお正月ムードがフェードアウトしますが、ケベック州のクリスマスは24,25日から同じように1月の後半に向けてフェードアウトします。
まあ、日本のように26日からクリスマスのデコレーションが消えて正月商売合戦に代わるということはないので、ずっとクリスマス気分が続きます。
日本のお正月にしろ、こっちのクリスマスにしろ、家族のイベントであって、孤立している人にはかなり辛いシーズンだと思います。
私自身、今年はでなく今年も里帰りしないし、仕事辞めてから気候も厳寒になったせいか、インドアな生活が殆どで一人でいることが多いです。
彼氏も父親を亡くしてまだ間もなく、つい最近ケベックシティーから帰って来たばかりなので、家族そろってクリスマスを祝うというムードでもなさそうです。
とりあえず、明日は彼に会って簡単にキリストのお祝いします。
今日はクリスマスカードをコツコツ作ってました。
E-Cardでいいだろうと思うけど、昭和魂入ってしまいます。
あと、22年もすれば5Gで生活様式がまったく変わるだろうから、こういうクリスマスの雰囲気や伝統など、どんなふうにキープするのか想像つきません。
結構な年齢になっているので、猫らも自分の親もいないわけです。
古いアルバムもデジタル化して、空間の中に立体画像出てきて、古き良き時代を眺めながら、ノスタルジックな気分に浸るのではないでしょうか。
子供の頃、いかにも昭和風の家屋に母親がクリスマスのデコレーションを再現したヴァーチャルリアリティーを体験してみたいです。