カナダ・ケベック州モントリオール在住の移民生活の雑記ブログです。

2020年1月9日木曜日

ケベック価値観テスト


ケベック 価値観テストとは

2020年1月1日からケベック州への移民申請する際、ケベック価値観テストというのを受けなければならないようです。

このテストは、性別の平等から世俗主義までの項目を対象としています。

世俗主義とは 国家と宗教機関の分離の原則です。




ケベック 性別の平等 世俗主義


州政府が12月にリリースしたテストに関するガイドによると、2019年6月に法案9が可決「移民統合の成功によりケベック州の社会経済的繁栄を高め、労働市場の必要性を適切に満たす法律」され、 「人権と自由の憲章に示されている民主的価値ケベックの価値観を学ぶことの重要性を確認」することになったのです。(出典:Assemblée nationale du Québec)

法案9はまた、移民プロセスにおいて「フランス語、ケベック文化、地域の活力の重要性」を強調しています。

私は移民する際にこの試験は必要なかったのですが、14年間住んでいるうち、5,6年くらいからメンタリティーがジワジワと変わっていくのが自分でわかって来ました。

例えばわかりやすく言うと、以下のことがあってここケベック州での価値観が自分の権利と責任によって表すものだということを知らしめられるわけです。

就活の際に自分の年齢や性別など書く必要がないのと、写真も貼る必要がないのです。

ケベック州は男性同士の結婚、女性同士の結婚が認められていて、男女を含めた裁判婚と宗教婚があり、日本で言えば同棲のカップルが事実婚として扱われ、その子供の人権が守られています。

日本風に言えば、自分の周りに連れ子を連れて彼氏と同棲している状態、或いは男女共に結婚や離婚、事実婚や別離を繰り返して子供の名前が元夫や元彼の苗字とチェーン繋ぎになるのが普通にされているのです。

私も一度はケべコワ男性と結婚をしていますが、苗字を変える必要がなく、姓名が変わる又は戻すストレスがありませんでした。

独身として独り暮らしをしていても、ケべコワから何も問われないですが、世俗主義とは反対の原理主義、オーバーな言い方ですが、終末に教会やモスク、或いは寺院に行くような多国籍移民の知り合いからは罪扱いのように再婚相手を探すように咎めらることがあります。

事故にあったら宗教上輸血ができない知り合いもいたし、インド系やアラブ系は自分で見つけた相手ではなく親が見つけた相手とお見合いをして結婚するという同僚の話をよく聞きました。

まあ、内輪でやっている分にはいいけど、公共でその価値観を押し付けられた場合、大変迷惑なことでカナダ・ケベック州にいる意味がないのです。

公共と言えば、多くの公務員が職務の遂行において宗教的なシンボルを身に着けることを禁じる物議を醸す法案21があります。



民主的な価値とケベックの価値 ガイドブック


この法案は、ケベックの「歴史的進化」における「新たな一歩」を表しており、「世俗主義を強化する」とガイドは述べています。

民主的な価値とケベックの価値に関する実践的なガイド
出典:(Gouvernement du Québec)

上手く共存するためにガイドブックをよく読んでテストを受けてくださいねということなので、日本から来て移民するためにケベック州の価値観テストを臆することはないです。

テストに失敗した候補者は、再受験して3回以内に合格する必要がありますが、コモンセンスがあれば大丈夫だと思います。

むしろ、信心深い人らの方が宗教と切り離して自分で判断するという点で、このテストはちょっと抵抗があるかもしれないです。

このガイドでは、テストで調べた値が5つの重要なポイントに分類されています。

「ケベックはフランス語圏の社会である。」

「ケベックは民主社会である。」

「女性と男性の平等である。」

「ケベック人の権利と責任である。」

「ケベックは世俗的な社会である。」

ガイドによると、テストは20の多肢選択式の質問で構成されており、そのうちの15問はCIC Newsが明確にしています。

Quebec releases guide to prepare immigrants for new 'values test'

The Government of Quebec has provided new details of the so-called values test that immigration candidates will have to pass in order to qualify for selection by the province.
出典: (CIC News / 2019 / December)

良くまとまっているので、ガイドと合わせてよく読めば私のように14年の歳月は必要ないと思います。

ガイドを理解してメンタリティがすぐに変わることはないですが、フランス語を本気でやるきっかけになると思います。

日本人みたいに日本で英語、英語、英語って押しつぶされるようにやった来た私がフランス語にシフトするのに時間が掛かりました。

それに比べると、新移民用にガイドラインがしっかり出来ているのは良いことだと思います。

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