金曜日の時点で感染者が2021人、死者が18人のケベック州です。
猫2匹連れてドルバル(エアポートの側)に住んでいるBFのアパルトマンに疎開して、ずっと引きこもっています。
テレビつければ連日新型コロナウイルスに関するカナダ連邦政府とケベック州政府のニュースで失業した身である私は緊急給付金に関するトピックは避けることが出来ません。
連邦政府が月額2,000ドル失業者を支援することを約束しましたが、その条件に新型コロナウイルスの危機が始まってから連続14日間、収入がないことです。
例えば、先週までフルタイムで働いていた人が健康上の理由で勤務時間を週に6時間になった人は対象外で別枠の手当になるとか、ケースが複雑で質問が殺到していました。
普通の失業保険の場合、過去一年間に住んでいるエリアによって600h~700h働いていないと資格がないですが、緊急給付金の場合は過去1年間に5000$以上働いていれば、現在失業中の人でも給付されるということで、自分が仮に仕事が見つかっていなくても対象だったので良かったと思います。
例えばワーキングホリデーでカナダで過去一年間で5000$以上働いた人も対象になるので申請できます。
でもビザが申請中とか有効でない場合は話が別だと思うのでサービスカナダに問い合わせた方がいいですね。
会社から2週間で再開するはずの仕事が3週間に伸びて4月13日までと連絡が来たが、あくまでも目安で米国政府、カナダ政府とケベック州政府しだいです。
月額2,000ドルの緊急給付金は4か月間続き、その後は普通の失業保険の給付額(大体、月額1,000ドル前後)になるようですが、4月か5月に会社に戻れば関係ありません。
月額2,000ドルをもらっても後にそのうち200ドルほど後にTAXとして支払うので、実質的に月額1,800ドルの緊急給付ということです。
家族に働き手がたくさんいたら、引きこもっている間は家賃と食べるぐらいなら何とかなる金額ですが、そこそこの良い収入をもらっている人が消費を我慢したり、ローンの返済で追われている場合はきついでしょう。
学校の先生などはレイオフ期間でも100%働いている時と同じ給料をもらってラッキーだなと思いました。
自宅で動画を使って教育も出来るだろうという意見もありましたが、未だにパソコンやスマホがない家庭もあって一筋縄ではいかないようです。
本当かしら!?とにかく、学校の先生は勝ち組ですよ。
こういう緊急給付金などが出た後、重要な仕事をやっている人らは仕事を休めない人がまだいて、決して医師や看護師などのように給料をもらっていない人がたくさんいます。
スーパーや重要な仕事を支える物資を製造している工場員など、最小時給で働き月額2,000ドル満たないのでブーイングが出ました。
考えてみれば、仕事に行くのに地下鉄やバスに乗ってリスクを背負っているわけで、自宅でじっとしながら緊急給付をもらっている方が労働者より額が高いのは変な話です。
直ちにケベック州政府は正して差額分の給付を月額2,000ドル満たない労働者に支給することを発表しました。
これはあたりまえでしょう。
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