カナダ・ケベック州モントリオール在住の移民生活の雑記ブログです。

2020年4月30日木曜日

トルドー首相、2言語公用制の敬意に欠きフランス語話者の逆鱗に触れる

トルドー首相が英語の表示しかない消毒剤の輸入を許可する決定を下してフランス語話者の逆鱗に触れてしまったようです。

ケベック州で60代ぐらいまでは英語を曲りなりに話せる人がけっこういますが、それ以上の世代はフランス語しか話せない人がけっこういます。

トランプ大統領が漂白剤を飲んだらと冗談を言った先にメディアのプロパガンダで彼の発言を切り取られて、米国市民の中で漂白剤を誤って使用してしまう例があるように、英語が読めないフランス語話者が消毒剤を誤って使用してしまうのは大変危険です。

ニューブランズウィック州出身のアカディアンでありフランス語話者の上院議員ルネ・コルミエから、思いっきり批判されました。

カナダの2言語主義というアイデンティティーだけでなく、消費者の安全性を懸念して、フランス語話者への敬意に欠けているとのことです。

トルドー首相はフランス語話者からお灸を据えられるのはあんまり好きじゃないと思います。



ジュスタン(ジャトルドー(トリュドー)首相は安倍晋三や麻生太郎のように平民とは関わりない所で育ったボンボンです。

彼はフランス系カナダ人名を持つけど、オンタリオ州のオタワ出身で、フレンチイマ-ジョン教育の影響で彼のフランス語は英語訛りがあります。

歴史上、彼のお父さん、今は亡きピエール・E・トリュドーの方がインパクトがあり、風貌はジュスタンと比べると思考能力と気迫が違います。

恐らく、彼は母親似かもしれないです。調べるほど私もそんなに興味がないので話はお父さんに戻します。

ピエール・E・トリュドーと言えば、モントリオールの国際空港の名前です。

何でトルドーじゃなく、トリュドーにしるのかというと、彼はモントリオール出身のフランス系カナダ人だからです。

ここで彼はケベコワですと言えない理由にマルクス主義を好み、米国で共産主義とキリスト教に関して論文を書き、ケベックの独立に反対してカナダを一つの国にまとめ上げた男だからです。

多文化国家カナダの原型を作ったのがジュスタンのお父さんであり、公用語を英仏二か国語にして、カナダのアイデンティティーを明確にして貢献したのです。

お父さんに比べてジュスタンの方はプライバシーを守るために乳母に任せて乳母日傘に育ち、平民と隔離されて育ったのか、英文学、教育学や地理学などと、文系ロンダリングを経て現在に至ります。(パッとしない経歴すっ飛ばし過ぎてすいません!)

お父さんの思想と反して、今は亡きケベック州首相の第23代ルネ・レヴェック(ケベック党:ケベック州の分離独立を目指している)が1977年にフランス語憲章を定めました。

フランス語憲章(仏:Charte de la langue française、英:Charter of the French Language)は、1977年、カナダのケベック州で定められた、州内の公用語をフランス語のみとする法律である。引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フランス語話者かフランス系カナダ人としてケベック州で生まれたら、それほど混乱することはないですが、私のような移民だと実生活、特に仕事の場面でどっちの言語も求められるので混乱します。

フランス語話者が職場でフランス語だけしか話せなくても文句が言えない法律が存在しますが、これは恐らく私がケベック市民(永住権から市民権を取る)でなければ適用されないのかと思うところがあり、妙ちきりんな話になりそうです。

下手すると、日常生活で関わりたくないタイプを上げるなら、アラブ系の次に分離独立の思想を持ったケベコワかもしれません。

ケベック州には Analphabétisme (アナルファベティズム)という言葉があり、非識字=文盲という意味です。

15年前に通っていた政府の仏語学校でハッキリと「あなたたちはケベック州で文盲ですよ!」と言われてびっくりしました。

カナダに長ったらしい永住権申請用紙を英語で読んで、記入してカナダに移民したら、ケベック州でいきなり文盲扱い、フランス語をある程度は習得するまで小さくなっていなくてはならないのです。

そんなことに時間やエネルギーを費やすのは無駄だとケベック州にいる英語話者として生きて、このフランス語憲章と対立して一生を過ごす生き方あるし、他州へ引っ越しする人もいます。

でも、このコロナのパンデミックで多くの高齢者を亡くして、これから先は英語を解するケベコワ市民がいるとフランス語憲章が名ばかりになって行くかもしれません。

私の生きている限りではないと思います。

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