カナダ・ケベック州モントリオール在住の移民生活の雑記ブログです。

2020年7月21日火曜日

自暴自棄の向こう側

event_note7月 21, 2020 editBy 4pattes forumNo comments
もうブログで2回上げている話題だが、ケベック・シティ近くにある森の中である親子(父親と娘二人)が路上で車の事故を起こし、忽然と消えた事件だが、アンバーアラートで大騒ぎになって、ノーラとロミーの父親見つからず迷宮入りしました。

その後、森の中で若い娘二人は見つかり、既に殺害されていました。

殺害方法などは報道されず、かえって想像を掻き立てえるので頭に残ります。

父親は見つからず、12日の19時にやっと見つかったと報道されました。

[EN IMAGES] Mort de Norah et Romy: Martin Carpentier retrouvé

Martin Carpentier a été retrouvé sans vie dans la forêt de Saint-Apollinaire, lundi soir, après 12 jours de recherche et la fin tragique de la plus longue alerte Amber de l'histoire du Québec. * À lire aussi: * À lire aussi: * À lire aussi: Martin Carpentier retrouvé: "Le monsieur était trop paniqué.

報道では森の中で遺棄された娘たちから7キロ離れたある民家のガレージ裏で首を吊ったようです。

捜査中、専門筋の協力の元、ありとあらゆる建物の地下や民家のガレージや小屋の中を探しましたが、見つからないままでした。

とは言え、森の中に集落があり舗装された道路が施されているので、ランニングする住人などが異臭に気づいた人もいたようでした。

ガレージの所有者もそこに住んでいて異臭はあってもケベック州の森ですからラクーンなどが屍になれば異臭がするので、まさか人間だとは思っていなかったと思います。

なんでこんなことになったのかなど、あまり詳細な情報はないですが、事実婚していた元GFの女性から別居を言い渡されて、それを受け入れられなかったようでした。

現代のケベック市民は結婚を選択せず所帯を持つのが割と一般的ですので、離婚を宣告されたのも同然だったのでしょう。

女性にも理由がなくて別れを告げたわけじゃないので何かしろ理由があったのでしょう。 

ただ、娘二人を自殺の道連れ、いや殺害したという事実がその父親が母親に対する当てつけだということが分かります。

元GFの女性が最も大事にして愛していた娘らを殺して彼女が苦しめということでしょうか。

この自暴自棄のパターンは2009年、ケベック州で起きたガイ・ターコット殺害事件を思い出させます。

心臓外科医の男性が元GFだった女性から家庭内暴力を機に別居を言い渡されから和解して旅行を企てるまでに戻ったが、女性が他の男性と関係があることを知り憤りから、二人の間にいる子供二人を殺害して、彼自身も掃除用のクリーナーを飲んで自殺を図りました。

子供の殺し方が惨殺でした。

5歳の息子を27回殺傷して、3歳の娘には19回殺傷してしまいました。

ここまでやるとは元GFの裏切りに対する悔恨の激しさを表しています。

彼女の大事にして愛するものを崩壊して悲しませようとしたかったのでしょう。

血を分けた子供らでも自暴自棄になれば、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いということです。

心臓外科医ですから、血しぶきなどは何とも思わないと思いますが、自分の子供を何回も殺傷するパワーと負のエネルギーなど、よほどの動機と理由がなければ出来ないもので、自暴自棄そのものです。

殺害者はインターネットで自殺方法をリサーチして窓ガラス用クリーナーを飲んで死のうとしましたが、同僚医師により命はとりとめて今は17年実刑生活を送っています。

Guy Turcotte killings

Guy Turcotte, a Canadian cardiologist, murdered his two children in Prévost, Quebec, Canada, on February 21, 2009. He stabbed his five-year-old son 27 times and his three-year-old daughter 19 times as they slept in their bedrooms. Dr. Guy Turcotte, born April 21, 1972, worked with his wife, Dr. Isabelle Gaston, at Hôtel-Dieu de Saint-Jérôme, a hospital in Saint-Jérôme, Quebec.

自分一人で孤独死ということを選ばず、裏切った相手を地獄へ引きずり込むという悔恨のパワーはすごいものです。

一見、自暴自棄から肝っ玉の据わった殺害に見えますが、私にはそう見えません。

なぜなら、元GFに悔恨があるなら、ダイレクトに攻撃して自分も一緒に逝くというのが普通だと思うのですが。。(もちろん、攻撃するのは良くないことです! )

モノにあたる感覚で子供を惨殺する、これは自暴自棄で完全に脳内はブラックアウトです。

相当な覚悟で所帯を持たないと理想的な家庭モデルに見えても一瞬で転落の底に落ちます。


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