究極の気晴らしって、結局は日本にいても、こっちにいても変わらないです。
もしかしたら、16歳から変わってないかもしれません。
本屋さんで立ち読みして、気に入った本があったら買って、ベーカリーカフェでマッタリ満喫することですよ。
ただ、時代が変わって、住む国が違って気軽に日本書店に行けなくなってしまったから、本の代わりにスマホでニュースサイトを閲覧したり、動画を見たりするようになったことでしょうか。
何にも考えずベーカリーカフェで満喫する、この脳のアイドリング状態が自分の人生そのものだと思っています。
パン・オ・ショコラ
変な4コマ漫画だな~と見ていたら、ちょっと吹いてしまったので紹介します。
一段目に「
人生は面倒です」と英語で黒ペンで書きなぐっている様子です。
2段目は赤ペンで「オ・ショコラ」を付け加えて、『
人生はパン・オ・ショコラ(チョコレートパン)
です』になって、ベーカーと一緒にパン・オ・ショコラを一緒にパクパク食べています。
フランス語で英語の 【Pain 】は【パン(食べ物)】です。
この4コマ漫画は何か私を体現しているようで吹きました。
嫌なことは別の言語と食べ物で一瞬ですが、一蹴出来ます。
ヴィエノワズリー
3度の食事より好きなのがカフェでヴィエノワズリーやクロワッサンを食べることです。
プラトー・モンロワイヤルに住んで長くなってしまった理由にマッタリ出来るカフェが多いせいかもしれません。
サン・ドニ通りを挟んで西側を観光プラトーと自分は呼んでいて、東側からモン・ロワイヤル公園に向けてサンクチュアリ・プラトーと呼んでいます。
中でもフランコフォン・コロニーと自分が呼んでいるエリアにあるカフェは移民もアジア系も殆ど立ち寄らないので、入れば異物が来たと視線を向けられることがしばしあります。
案の定、昨日、サンクチュアリー・プラトーにあるカフェに入ったら、コロナショックのせいでしょうか、ウィルスが来たって感じで全フロアにいるお客さんと従業員が私に視線を向けて来ました。
何年もカフェ通いしていて、こんな経験をしたのは初めてです。
今では少なくなりましたが、英語話者を恐れるキャッシャーなどいます。
私がフランス語を話せば拍子抜けした顔をするの見るのも笑えますけどね。
初めて行くカフェはいつもパン・オ・レザンかクロワッサンを試食します。
1個5ドル近くするのですが、相場より高く、味はまあまあでした。
大きなテーブルをシェアするような場所ですが、アクセントから推測するとフランス人が場所を陣とって私に座らせないようにしていたので、クロワッサンはここで食べるのは辞めました。
観光プラトーの方をブラブラ歩いて、8年通っているベーカリー・カフェでクロワッサンをオーダーしました。
ここでも、移民とアジア系は殆ど見られないですが、通っているうちに顔を知られているので態度はまあまあです。
それでも、若い新しい店員さんがレジにいる時、私が行くといきなりレジから消える現象は面白いです。
フランコフォンにはいきなり英語で対応するのが苦手な人もいるようですが、もしかしたらコロナショックでアジア面の私が来て逃げたのでしょうか?
そうだったら、悲しいです。
会計士に色んな種類のショートケーキを買おうと眺めていたら、古株の店員さんが5個買ったら税抜きですって親切にも教えていただいたので良かったです。
まあ、なんだかんだ人生パン・オ・ショコラで締めくくりましょうかね。