日差しが出て来て気温も0℃前後と小春日です。
もう重いコートとブーツは脱ぎたいところだけど、夜に出歩くことが多いので身につけざるおえないのが苦痛です。
外気に対してヒーターはコンコンと24時間付いているので、一部の窓は全開にしています。
この時期はインカム・タックス・リターンの季節なんですよ。
日本も源泉徴収証とか会社からもらって、どこかの会場に行って申告していきますね。
日本にいた時はネットからやることもあったし、会場に行ってパネルをポンポン打つなど、殆ど自分でやっていましたが、ケベック州に来てからは年に一回だけ友人に会うような感覚で会計士さんと駄弁りながらファイルしてもらってます。
前の会社から
T4と
Relevé1 が来て、アパルトマンの管理にさんから
Relevé31 も届き、これに交通費の領収証、視力検査費や薬代などの領収証をまとめて会計士さんの所へ持っていくだけです。
ケベック州に来て最初の4年は配偶者がいて、仕事もしていなかったのでタックス・リターンにタッチしなかったけど、その後は自分の人生なので、自分でケベコワの会計士さんを探しました。
2012年に初めて彼の家に出向いたので、今年行けば8年ぐらいの付き合いです。
大手スーパーのHRや秘書をやりながら会計士になったので、お話を通してケベック州の労働基準法や税対策方法など、プラスになる事ばかり教えて頂きました。
2013年に2度目のファイルをしてもらいに行ったとき、2011年から独り暮らしを始めたことを伝えると、
連帯税額控除(低所得および中所得の家族を支援する目的で、適格な納税者に毎月支払われる給付)申請をしましょうと言われて、キョトンとしていました。
2012年分の連帯税額控除をもらうのにまだもらえるんですかって訊いたら、その会計士さんが「当たり前でしょう、それ取り損なったら、政府を訴えることも出来るよ。」って言われて、把握していない状態で申請したら、口座に1000ドルちょい振り込まれていました。
尚且つ、毎月2012年分の連帯税額控除とカナダ連邦政府からGTSが年に3回か4回か振り込まれるというか、もともと支払ったタックスが戻って来るということです。
それプラス通常のタックス・リターンが4月に戻って来るので、貯金をしないカナダ人が春ぐらいからバカンスに出かけることが出来るわけです。
私はこの時期、バカンスに行かない場合は、インターネットを一年分払ったり、
TFSA(免税普通預金口座)に放り込んで、ファンドを買ったり、スマホを買い替えたり、OA機器の購入を試みます。
新しい就職先でHRから
RRSP(退職貯蓄プラン)なども進められましたが、会計士さんに相談しようと思います。
とまあ、何かと頼りにするのは私の会計士さんで、お金もあんまり要求してこないので、毎年ペイストリーなど多めに買って、彼の昨年行ったバカンスの話、写真やビデオを4時間ぐらいパ~と過ぎます。
冷蔵庫に貼ってある彼のドラッグ・クイーン姿が笑えますが、ケベック州でちょい知られているアーティストの彼氏(初老)の作品がゴロゴロとアパルトマンにあって、ゲイ・テイストあふれるインテリアも素敵です。
恒例のタックス・リターンの方がインパクトが強くて、この後のシュガー・シャック(砂糖小屋のイベント)の方が押され気味なのは彼のせいでしょう。