3月20日過ぎからモントリオール中州以内でも西側は比較的に感染者数がダウンタウンのような都市部と比べて少ないので、猫2匹連れてBFの住処にコロナ疎開しました。
あれからケベック州及びモントリオールは今でも感染者数と死者を出していますが落ち着いて経済活動など条件はありますが、ほぼ開始されています。
まあ、多くの中小企業がダメージ、いや大打撃を受けて、多くの従業員が一時的なレイオフだけでなく完全に失業して、そのうちの私も被害者です。
とにかく、初めは仕事が再開したら自分の住処に戻ろうと思っていましたが、そういう予定もなく、BFも国際空港が完全に開くまではレイオフということで、しばらくは疎開を続けようと思っています。
住んでいないのに家賃やインターネット、ハイドロ(光熱費)を払っているのは持ったないのですが、今後は今年いっぱいは家賃の契約満了にするために週に1/2は戻って自分の住処で仕事をやる予定でいます。
パンデミックのおかげで政府から給付金もらい、経済活動のために仕事を探して下さいと言われても難しいです。
まだまだ企業が脆弱で、また第二波が来てレイオフされるようでは意味ないので雇われても意味がないのです。
やっぱり、現役でいる間に出来ることも限られているので、なるべく長く現役でいられて場所を問わない仕事をすれば日本にいる家族に何かがあっても経済活動に支障が出ても最小限に押させられることを考えなければならないと考えていました。
日本の経験、カナダでの経験、資格やライセンスなどを振り返ってみても、自営業もしくは自由業が出来ないことはないし、一時は会社務めと兼業だったこともあるので不可能じゃないと思っています。
ただ、今後のことを考えると新たなスキルのブースティング、引き上げる必要はあるので少なくとも2年はかかることを考えて、学習したりトライ&エラー続きになるかもしれません。
今、カナダから給付金をもらい、のちに普通の失業保険をもらう予定ではいますが、収入が増えるともらう保険料が減るシステムは良いと思います。
貯金や失業手当がなかったら不毛に仕事を探して、どうでもいい仕事について砂を噛む日々が続いてしまうでしょうね。
世の中、パンデミックを通してステイホーム中はいろいろと私のように働き方や住む場所を変える人が増えたと思います。
BFの同僚女性、以前は私の上司でもあった女性がモントリオール中州の住処を引き払って、ローレンシャンという山の方で彼女の母親や祖母と大家族で暮らすそうです。
そこから、今の仕事に車通で来るようですが、ガソリン代が掛かっても家賃を払わないのでお釣りが来ることになります。
以前のケベック高齢者は身体が十分に動けて自分の世話がギリギリ出来るまで独立生活をして、その後は高齢者施設へ移るのですが、パンデミック中は死者の殆どが高齢者施設だったせいで、家族が核家族をやめて大家族で住むことを考え始めたようです。
また、パンデミック中にリモートワークを強いられた人らは何も高い家賃を払って車に乗って会社に行き、会議をして会社のパソコンで仕事をする必要がないと悟った人もいます。
そして、モントリオール在住の家族にありがちだったのが、コロナ感染のために自宅で14日間の検疫をするのに十分なスペースがなく車の中で寝泊まりする羽目になった人らがいたそうです。
モントリオール郊外に住んでいれば部屋数が多く、そういう心配は必要がなくなります。
そして、パンデミック中はどこの公園も閉鎖されていて、自然のあるところは人がたくさん出て来て、社会的距離をとるのに煩わしい思いをしました。
ほぼ森林状態の郊外でそんな思いする必要があるでしょうか?
私がモントリオール中州の西、更に西側へ行ったときにパンデミックとは無縁の市民が自宅テラスでビールを飲んでいる人、庭をいじっている人、川でセーリングを楽しんでいる人、森でヨガや瞑想をやっている人らを見ました。
この差、一体何と思いました。
また、パンデミック中に餌を求めて野生動物が民家に出て来るのは人が外に出歩いていないせいでしょうか、クジラがセントローレンス側に出て来て市民が大騒ぎして、その後にアザラシが迷い込んで来て歓喜しました。
5月から8月にかけてすべてのイベントがなくなっておかげで、こんなシンプルな出来事が脳の前頭葉を刺激された感があります。
私自身、給付金を与えらえる代わりに自粛を強いられ、先の予定がなくなり昼も夜も関係のない生活をした結果、子供の時の原型に戻り、毎日が来るから生きるという感覚を味わいました。
子供の頃っていっても幼稚園に入る直前ぐらいの時です。
朝から庭、原っぱ、川や湿った敷地、或いは雑木林などに出向いて一日が終わるんです。
家でお絵かきや外でままごと、好き勝手気まま、無目的で無条件に動く、飼い猫と変わりません。
好きな事とやりたいことがはっきりして、今は夢中になってやっているのですが、それは自粛生活で子供の時の原型がパッと開いてしまったので、良い意味で捉えています。
だからと言ってこんなことをいつまでも続けていられません。
雇われなくても生きられるように、そして都市生活とバイバイできるように活動します。
La crise sanitaire, qui a frappé durement la métropole, et la possibilité de télétravail poussent de nombreux Montréalais à troquer la ville pour la campagne. * À lire aussi: Tous les développements de la pandémie " Montréal, c'est un rythme de vie rapide et trépidant. On est toujours pressé.