カナダ・ケベック州モントリオール在住の移民生活の雑記ブログです。

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2020年2月8日土曜日

ケベック州法案21の攻撃に公的資金を提供する謎

水曜、木曜と金曜日はケベック価値感テストの主役級のお題目とも言える法案21をめぐる壮絶バトルが EMSBケベック政府の間にありました。

EMSB:イングリッシュ・モントリオール教育委員会 (ケベック州の英語公教育委員会)
ケベック政府: ケベック州政府・フランソワ・ルゴー首相
フランソワ・ルゴー首相は記者団に向かって怒りを露わに出したんです。

何十万の署名運動より、トルドー首相に対して文句はこのオッサンにズバズバ言わせた方が早いかもしれないです。

何が気に入らないのかと言うと、EMSB は裁判所でケベック州の法案21に異議申し立てをするために連邦プログラムから125,000ドルの公的資金を取得すると伝えられたのです。

法案21:世俗主義法、ケベックは世俗的な社会なので中立的な立場いることを実現するために、権威的な職業についている公務員に宗教的なシンボルを身に着けることを禁じる。 
連邦資金:連邦のプログラムに対して連邦財源から提供される公的資金。 
連邦プログラムカナダの法廷挑戦プログラム(CPP)オタワ大学が運営する独立した非営利団体です。人権または国に重要な言語関連の事件を裁判所に持ち込むグループに財政的支援を提供、基金はオタワ大学によって独立して管理


ルゴー首相は尚、連邦はケベコワを侮辱していると言います。

何でかと言うと、ケベコワの大多数によって支持されている宗教的兆候を禁止するこの法律に対する控訴に資金を提供することだからと強調します。

トルドー首相に面等向かって抗議しているのではなく記者団にさらして電波攻撃して、連邦の様子もメディアを通して反応待ちです。

一方、連邦側はこのプログラムは独立して運営されており、委員会はその決定を公表していないため、情報を確認できないと述べ、業務に干渉するつもりはないとの見解です。

さらりとかわして逃げる連邦が笑えます。

ルゴー首相はトルドー首相の手の内側が分かっているんでしょう。

続けて、トルドー首相は独立したプログラムの背後に隠れてはなりません!!!ってメディアに受けて声を荒げました。

画面に向かってジュスタン!ってわめいてました。

ケベック州ではジャスティンじゃなくてジュスタンです。

いきなりカッペくさい響きになりますね。

しっかりとトルドー首相の耳に届くのは当たり前でしょう。

もしかしたら、何くわぬ顔をしてEMSBに資金を提供して思想の違うウザいCAQ(ケベック未来連合)を葬りたいのかもしれません。

誰かれ構わずドシドシ難民を入れて外野に丸投げするジュスタン、出来るなら移民と言う異物は入れたくないルゴー首相、相容れませんね。

どっちかというと、連邦っていい意味でフェアで悪い意味でロボット処理的なところがあるような気がします。

ちょっと前にケベック州にいた優秀なエリート学生がビザのステイタスが切れて連邦からカナダを追い出されたのは最近のことです。

ケベック州の政界や経済界はえこひいきと差別が蔓延して付加価値を見出す人材にチートしてもいいと言うネポティズム感があります。

話がそれました!

ところで、ルゴー首相が抗議する前にEMSB の組織は連邦政府から受け取る予定の資金を放棄すると広報担当者のマイケル・コーエン述べました。

コーエンってユダヤ系の苗字ですね。

これだけルゴー首相が大事に扱ってわめき散らしたので、政治情勢を踏まえると資金を受け取るのは利益にならないとのことで資金提供は諦めたのです。

しかしながら、広報担当者のマイケル・コーエン自身、公的資金を使う使わない以前に既に使っていた事実を知っていたのかどうかは定かです。

2018-2019学年度中に116,000ドル以上の訴訟費用が費やされまして、2019年7月から12月にかけて、法案21に対抗する取り組みにおいて、EMSBによって追加の257,000ドルが増加していたことは木曜日の時点で何も触れていなかったのです。

訴訟ですが、法案21はすでに、イスラム教徒の国民組織、市民の自由団体、ヒジャブを着ている大学生によって法廷で異議を申し立てられています。

広報担当者のマイケル・コーエンは資金提供はなくても法案21に対する異議申し立て裁判はするつもりだと言っていたので、やりくりするのかジュスタン背後指導霊の手助けでもあるかもしれないですね!

ルゴー首相は更にトルドー首相にクギを刺すかのようなコメントを発信します。

連邦資金が「ケベコワの大多数の意志」を表す正当に可決された法律と戦うことは「容認できない」と述べ、更に法案21に対する訴訟は「他の訴訟とは異なる」と述べました。

最後のとどめに「財政的に少数派のグループを保護し、支援することに同意します」と、ルゴーは記者団に語りました。

これからEMSB の組織大して根も葉も出ないように根絶しようと試みると思います。

弾圧ですかね、言い過ぎかもしれません。

これからケベック州に移民しようとする人に対して、このケベック州の価値感と言語圧力に対して、ルゴー政権下では徹底的に施行されると覚悟してください。
確かに英語圏に囲まれた州なので歴史上、外国語や宗教に脅かされる気持ちは分かりますけどね。

これだけ多国籍だらけで構成されていると、中立に判断する軸が必要になるのが理解できます。

特に権威的な職業についている人は宗教的なシンボルを身に着けていると良くないという考え方はよく議論されたと思います。


2020年1月9日木曜日

ケベック価値観テスト


ケベック 価値観テストとは

2020年1月1日からケベック州への移民申請する際、ケベック価値観テストというのを受けなければならないようです。

このテストは、性別の平等から世俗主義までの項目を対象としています。

世俗主義とは 国家と宗教機関の分離の原則です。




ケベック 性別の平等 世俗主義


州政府が12月にリリースしたテストに関するガイドによると、2019年6月に法案9が可決「移民統合の成功によりケベック州の社会経済的繁栄を高め、労働市場の必要性を適切に満たす法律」され、 「人権と自由の憲章に示されている民主的価値ケベックの価値観を学ぶことの重要性を確認」することになったのです。(出典:Assemblée nationale du Québec)

法案9はまた、移民プロセスにおいて「フランス語、ケベック文化、地域の活力の重要性」を強調しています。

私は移民する際にこの試験は必要なかったのですが、14年間住んでいるうち、5,6年くらいからメンタリティーがジワジワと変わっていくのが自分でわかって来ました。

例えばわかりやすく言うと、以下のことがあってここケベック州での価値観が自分の権利と責任によって表すものだということを知らしめられるわけです。

就活の際に自分の年齢や性別など書く必要がないのと、写真も貼る必要がないのです。

ケベック州は男性同士の結婚、女性同士の結婚が認められていて、男女を含めた裁判婚と宗教婚があり、日本で言えば同棲のカップルが事実婚として扱われ、その子供の人権が守られています。

日本風に言えば、自分の周りに連れ子を連れて彼氏と同棲している状態、或いは男女共に結婚や離婚、事実婚や別離を繰り返して子供の名前が元夫や元彼の苗字とチェーン繋ぎになるのが普通にされているのです。

私も一度はケべコワ男性と結婚をしていますが、苗字を変える必要がなく、姓名が変わる又は戻すストレスがありませんでした。

独身として独り暮らしをしていても、ケべコワから何も問われないですが、世俗主義とは反対の原理主義、オーバーな言い方ですが、終末に教会やモスク、或いは寺院に行くような多国籍移民の知り合いからは罪扱いのように再婚相手を探すように咎めらることがあります。

事故にあったら宗教上輸血ができない知り合いもいたし、インド系やアラブ系は自分で見つけた相手ではなく親が見つけた相手とお見合いをして結婚するという同僚の話をよく聞きました。

まあ、内輪でやっている分にはいいけど、公共でその価値観を押し付けられた場合、大変迷惑なことでカナダ・ケベック州にいる意味がないのです。

公共と言えば、多くの公務員が職務の遂行において宗教的なシンボルを身に着けることを禁じる物議を醸す法案21があります。



民主的な価値とケベックの価値 ガイドブック


この法案は、ケベックの「歴史的進化」における「新たな一歩」を表しており、「世俗主義を強化する」とガイドは述べています。

民主的な価値とケベックの価値に関する実践的なガイド
出典:(Gouvernement du Québec)

上手く共存するためにガイドブックをよく読んでテストを受けてくださいねということなので、日本から来て移民するためにケベック州の価値観テストを臆することはないです。

テストに失敗した候補者は、再受験して3回以内に合格する必要がありますが、コモンセンスがあれば大丈夫だと思います。

むしろ、信心深い人らの方が宗教と切り離して自分で判断するという点で、このテストはちょっと抵抗があるかもしれないです。

このガイドでは、テストで調べた値が5つの重要なポイントに分類されています。

「ケベックはフランス語圏の社会である。」

「ケベックは民主社会である。」

「女性と男性の平等である。」

「ケベック人の権利と責任である。」

「ケベックは世俗的な社会である。」

ガイドによると、テストは20の多肢選択式の質問で構成されており、そのうちの15問はCIC Newsが明確にしています。

Quebec releases guide to prepare immigrants for new 'values test'

The Government of Quebec has provided new details of the so-called values test that immigration candidates will have to pass in order to qualify for selection by the province.
出典: (CIC News / 2019 / December)

良くまとまっているので、ガイドと合わせてよく読めば私のように14年の歳月は必要ないと思います。

ガイドを理解してメンタリティがすぐに変わることはないですが、フランス語を本気でやるきっかけになると思います。

日本人みたいに日本で英語、英語、英語って押しつぶされるようにやった来た私がフランス語にシフトするのに時間が掛かりました。

それに比べると、新移民用にガイドラインがしっかり出来ているのは良いことだと思います。

2019年12月17日火曜日

追放された民の子孫、アカディア人として眠りにつく

先週末から夜は気温が-10度上下してかなり冷え込んでます。

とは言え、室内は暖かく暖房は家賃込みで24時間つけっぱなしなので助かってます。

仕事を辞めて関節周囲炎も日に日に良くなって来て気分上々なっていた週の前半、彼氏から父親が危篤状態なんだと連絡があった。

私が直ぐに行けと促して後、すぐにケベック・シティー向かった。

彼から木曜日の夜に連絡があった時、心肺機能があんまりなく治療プランもなくなり、終末期医療のユニットに移送されたと聞いた。

金曜日のお昼にまた彼の姉と母と一緒に見舞いに行くから早く寝るとのこと、私も出る言葉がなかった。

次の日、お昼近くだっただろうか、彼から訃報の知らせが来た。

明け方の4時ごろ、眠るように亡くなったのことです。

なんか、あっけないというか、家族が自宅で待機している間にたった一人で逝ってしまったわけです。

とりあえず、私のことは放っておいて家族と一緒にいてほしいと伝え、葬式を出すならいつなのか連絡をしてほしいと伝えた。

その件に関して一向に連絡がなく、本人も2日ぐらいは沈んでいたが、その後は私サイドの話題ばかり話すようなので、こっちから切り出した。

治療のアポも集中的に取っているので、いつ葬式があるのか、こっちの葬式のマナーもあんまり分からないので不安だった。

今週末に火葬して家族でお骨を取りに行くんだとあっさり言われてしまった。

そう言えば、こっちで火葬してしまうと殆どパウダー状になってしまい、我々日本人のような骨上げなどしないのです。

葬式を出さない理由を聞くと、本人の意思を尊重したいからと言うわけです。

それじゃ、いくら彼氏の父親と言えども葬式がないってと言うと、ニューブランズウィック州に住んでいる父親の姉が夏に司祭を招いてお葬式すると説明された。

一瞬、夏にお葬式って何じゃいなと思ったけど、ピンと来ました。


アカディア


そう言えば、彼はケベック・シティーで育ち、コテコテのケベック訛りの仏語を話すのでケべコワだと思っていたけど、実は両親が1775年にイギリスからアカディア人の全面追放された子孫なのです。




ヌーヴェルフランス(現在のケベック州)のケべコワと同じくフランス系カナダ人であるが、アカディア人は異なる文化を形成しているのです。

追放されたアカディア人は東カナダを中心に方々と散り、イギリスから強制送還を恐れたアカディア人の一部は米国南東部のなどに位置するルイジアナ州でケイジャンというコミュニティー文化を築いているのです。


聖母の被昇天


アカディア人の祝祭日は、彼らの守護聖人でもある聖母マリア様の被昇天際と同じ日(8月15日)聖母の被昇天に催されるのです。


アカディア人の殆どはカトリック教徒であるがゆえ、彼の父親もかつては教会へ家族と行った過去はあるのだろうと推測します。

姉が司祭を招いて守護聖人被昇天聖母マリア様に天へ上げて頂くのは当然のことです。

同じ仏教でもお葬式は各々宗派があるようにカトリックもまた別です。

他所の土地でお葬式を出されて、他所の大地で永眠するというのはいかがなものか。

アカディアの方言で話す司祭にお祈りしてもらい永遠の眠りにつくのが一番です。

夏に参列することにしました。

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