座りっぱなし NG
自分のリラックスしている時の姿勢を一度は監視カメラで見てみたいです。
恐らく、脊椎をピシッと伸ばしている時なんて、ほんの2,3分じゃないでしょうか。
せっかく類人猿から今日までピンと背筋を伸ばして生きて来たのに座りっぱなしで類人猿に戻りますね。
アメリカ予防医学ジャーナルによると、運動していても、座りっぱなしの時間が長い人は早死にのリスクが高いそうです。
その根拠に多様にあり過ぎて、今すぐオサラバしないと心から誓います。
座りっぱなし 健康リスク 原因
■臓器を弱める
●心臓病の発生率が高まる:原因
筋肉の脂肪燃焼が少なくなり、血流が遅くなり、脂肪酸が蓄積するため。
●脾臓が過剰生産的になる:原因
インスリンは膵臓によって産生され、このホルモンはエネルギーのためにグルコースを細胞に運ぶのに役立ちますが、不活性の場合、体はインスリンの放出に適切に反応しなくなる。
●糖尿病になるリスク:原因
血糖値が上がり、インスリンに対する体の反応が変わる。
●結腸、肺、子宮内膜がんのリスクが高まる:原因
すわりっぱなしの因子リスクの一つ
●高齢の女性は乳がんのリスクが高まる:原因
すわりっぱなしの因子リスクの一つ
■頭上部のトラブル
●原因:動きが少ない
脳内の機能も含め、体内のすべてが遅くなる。
新鮮な血液と酸素が脳に送り込まれなくなる。
化学物質の放出と生産性が低下する。
首の痛みや体の姿勢不良につながる。
■腰痛
■腰椎椎間板ヘルニアのリスクも高まる:原因
脊椎への圧力が増加
■筋肉変性 (全体のバランスがとりにくくなる):原因
筋肉の減少によって片方が小さくなったりする。
■脚が弱くなる:原因
腹筋が緩み始まり、股関節屈筋が短くなる。
■怪我や骨折のリスクが高まる:原因
バランスと安定性が低下する
■肥満
●原因:たった状態の時は座った時よりも30%カロリーを使うのを失う。
座ることによって、肥満につながる可能性がある。
座りっぱなし 必要なこと
ケリー・マクゴニガル博士によると、座ると背骨が前かがみに歪みやすいので、そうならないためには背中の筋肉の形を保つ必要があるそうです。
何もしないと、椎骨間の柔らかいディスク部分が乱れ、重要な栄養素が不足し、脊椎を支えるコラーゲンが腱の周囲で硬化して、背中の柔軟性を失い硬化を引き起こすようです。
敢えて、スポーツクラブへ入会してガンガンと筋トレをする必要はなく、マメに歩いたり、職場だったら座業の人は30分ごとにイスの上でも立ってもストレッチをしたり、小さなものを上げ下げで脊椎にちょっと刺激を与えるだけでも体の劣化を軽減させます。
座りっぱなし おすすめ エクササイズ
私は座りっぱなしだとお腹を圧迫するので気持ち悪くなります。
腰もなんか煮詰まって変な感じで、これが蓄積したらギックリ腰でもなるのではと、部屋にはバランスボールを置いています。
下記のログに取り入れているバランスボールで体に酸素を取り込み、脊柱起立筋(背骨の脇に沿っている縦の筋肉)をねじると後でスッキリするんです。
バランスボールの上で下半身を固定して上半身をねじる動きは短時間で血流を上げるので非常に都合が良いというのが私の感想です。
下にやり方は下にありますので、興味があったら試してください。