相変わらずモントリオールで「人種差別」「警察の暴力」等に対する抗議デモとか続いています。
やっぱりクルド人の事件もそうでしたが、容疑を掛けられて取り押さえられると激しく抵抗するので警官も防衛しながら遂行するので、どうしても大きなミスを犯します。
故意にやるのは別ですよ。
日本人は華奢ですが、人種的に体のつくりが大きいのが大多数なので、3,4人で取り掛かるので、容疑者の命も警官の命も落とすリスクがあります。
余談ですが、私が嫌がる猫を獣医師に連れて行く際にケージに入れるのに苦労する際、猫に噛みつかれたり、引っ掛かれたりしないように格闘します。
もしかしたら、思いっきり猫に負担をかけるような行為をしているかもしれないと思いつつ、その場は大変で風呂に入れるのも諦めたぐらい暴れられました。
人間だったら大変ですよ、やっぱり。
日本の警官は
容疑者が激しく抵抗したり、暴れたら人種問わず同じ扱いするのでクルド人の件は人種差別じゃないと思いました。
あいにく警官から命を落とされた方々はそういう傾向があります。
だからって、警官を擁護しているわけじゃありません。
冤罪だろと思っても、そういうリスクのある態度は出さないのが今の警官のやり方では案棒だと言うことです。
日本の場合、クルド人の抗議デモに参加した不思議な人らがいましたが、抗議主旨とちょっと違う様子など誰にとっても良く分かりました。
ケベック州モントリオールで起こった抗議デモも同じです。
昨日、コロナ第2波の対策のために政府がケアギバーの3ヶ月短期集中プログラム(看護師並みの時給を保障)を用意したら、BMIが40%で100kgぐらいの、あるアフリカ系中年女性が申し込んで肥満過ぎると断られました。
彼女はメディアで3か月もあれば痩せられるし、体になんの疾患もないのに断られて、これは人種差別だと文句を言っていました。
これは暗黙の了解で40%以上のBMIを持つ人は健康疾患のリスクを負います。
コロナで若いケベック州の女性ケアギバーが命を落としていますが、かなりの肥満でした。
腰を守るのにヒザを曲げる動作もある場合、肥満だと困難です。
人種差別とは異なるのですが、このご時世で人種差別というカードを利用して自分を優位に持っていこうとするのが見えます。
そして、また他の抗議デモグループが、法案21が法律になった1年後、抗議者たちは宗教的シンボルの禁止に反対するために集まりました。
法案21とは、公務員による権限のある立場でのヒジャーブやキッパーなどの宗教的シンボルの着用を禁止していることです。
託児所でお勤めしているイスラム教徒の女性らですが、公共および民間の託児所での仕事を拒否され、民間施設はまったく対象外であると述べました。
法に批判的なグループであるジャスティスファムという団体が主催し、ヒジャーブを身に着けているイスラム教徒の女性を差別していると抗議しました。
必ず何か不思議な団体がバックアップしているのですが、宗教と人種は異なるので、これを人種差別と言うのも語弊があると思います。
多分、現ケベック州政府に対する不満と攻撃だと推察します。
法案21に対してのデモ抗議なのだから、人種差別というカードを利用するのは何か違和感を感じます。
結局、欲求不満の行き所がないから、こういう歪んだ形に出てしまうのでしょう。
パンデミックで都市封鎖を強いられ、今は何のイヴェントもなくエネルギーの発散場所が足りないのが分かります。