最近、自宅のプラトーに戻らずドルバルいるのが日常になりました。
住んでいないのに家賃を払うのがバカバカしいのですが、契約の都合上仕方ないです。
まあ、その代償にモントリオール西側にある自然のご利益をもらっていると思えばいいでしょう。
窓の景色が街道より樹木の方が豊かなのが分かります。
夜の8時ごろに撮った松の木ですが、窓の前が松林でそびえたち、リスの巣箱がたくさんついています。
あんな高いところにわざわざ誰かが昇って括り付けるなんてすごいなと思いました。
朝はたくさんのリスが木から降りて来て地上を右往左往しています。
松ぼっくりなどが落ちているので、恐らく松の実など食べているのでしょう。
餌やりなどすると顔を覚えられてしまうので、人間の住処などに入り込む恐れがあるので、お勧めしません。
枝の上で野鳥とのバトルを見たことがありますが、リスは超強いです!
この攻撃性で噛まれたら、感染してしまう恐れがあるので下手に近づいて触ろうとしないのがいいでしょう。
プラトーにいた時に見かけたリスなどは、ゴミ箱の上に右往左往しています。
時には人間の食べたファーストフードの残りや餌やりで太り、人馴れしていますが、上手く人災から身を守る本能があるようです。
場所が変わると次元が変わって、生態系を学ぶことが多くなりますが、生き物から学ぶことは多いです。
樹木は動物の生息だけでなく、人間に恩恵をもたらします。
個人的には夏は直射日光よけに大樹の下を歩くようにしています。
雨が降っても傘を差さないケベコワを不思議に思っていた私は大樹の下を歩いて少し濡れても気にしないようになりました。
風が吹けばゴォオオオオと唸る音やザワザワと葉のすり寄る音で癒されます。
雪が見境なく降るケベック州で平原なところに目安になるのは大樹です。
ケベック州の郊外に高々とモミの木がうっそうと生えているのですが、クリスマス時期にわざわざモミの木を買ってまで室内に入れる気は起りません。
昔、母が造花のモミの木に綿で雪を演出し、窓に白いスプレーを撒いていたのを思い出しますが、こっちの人は厳寒期に室内に植木鉢や観葉植物を置いて南国のように演出する人がけっこういて笑えます。
モントリオール自体、森林など住宅地でも多いのでは思います。
どこを歩いても一昔前の表参道といった雰囲気でしょう。
余裕があると上を向くのですが、住むと路駐が出来ないと不満が出るのが現実かもしれません。
日差しが強いので日傘をさしたいのですが、そういう様式がないので、樹木があるので本当にありがたいです。
家の体表を這う感じで植物がまとわりついている建物を見つけますが、意外と表面温度が下がるのではと想像します。
パンデミック中の駆け込み寺は誰もが近くの公園でした。
私も何度かステイホームがきつくなると森林公園に行きました。
何の物質が人体に影響を与えるのか分かりませんが、一回だけ森をむさぼり歩くと半月は心が落ち着くのは不思議なものです。
夏のケベック州は暑いとは言え、日本に比べると湿度が高いとも言えず、木陰に入るとしのぎやすく、木々の合間に入って来る太陽光の森林浴が出来ます。
まあ、この恩恵に対して何かできることはないかと思ったら、ちょっとだけ徳を積めるようです。
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