2018年の夏に
23andMe社からキットを取り寄せて遺伝子検査やりました。
あれから1年半たって言えるのに、アップデートされた新しい情報が入って来て、検査結果を見ておしまいってことがまったくないので思ったより長く楽しんでいます。
23andMe
で受け取ったDNA情報の生データを他の会社にサイトから提供すると、自分の遺伝子解析してもらえるので、多角的に研究リサーチを基にしたデータから自分のことを知るのは良いことだと思っています。
最初は自分の祖先というか、祖先以前のことが調べられることにことに興味を持っただけでしたが、病気のリスクや外見の特徴など、ありとあらゆる項目を通して自分を知ることになるので、好奇心と勢いで検査キットを発注しました。
インターネット上や動画で検査結果を伝える人らが世界中にいますが、みんな意外性を見つけて興奮している様子は見ていて楽しいものです。
それと同時に難病や大病のリスクを知ってがっくりしている人やそれをきっかけに生活改善する人など出る人もいるほどで、一概に良いことだけでもないので、検査キットを買う前に自問自答して自分に合った購入先を考えるべきだと思います。
とは言いつつも、自分の彼氏のデータに興味があるのでクリスマスギフトとして注文して検査をしてもらいました。
どこの検査先のサイトでも共通してやっていることですが、自分の検査結果の隣に家族やパートナーや友人らを並べて閲覧できるようになっているので、半分エンタメで閲覧する楽しみもできるのは面白いと思います。
動画でよくケベック州出身の人が遺伝子検査結果をお披露目している様子を見ると、フランコフォンでありながら、フランスの祖先が0%であることが多く、英国人やスペイン或いはイタリア人のDNAを受け継いでいるケースが多く、涙目になるくらい大笑いしている様子が見られます。
最初に驚かされるのが先祖組成に関しての情報ですが、いきなり貴方はのバリアント(変異体)が235個ありますとか言われてしまって焦りました。
バリアント(変異体)って、同一種であっても個体による突然変異、すなわち変更する傾向があることや多様性を示すことです。
人類学って右往左往するように変わるから、明日でも誰かが違うことを言いそうですが、ネアンデルタール人は40,000年前に絶滅する前に現代人と交配した現生人類です。
遺伝学的に人間との間に混血があったことが分かって来て、その関係性はかなり強く出ているとされているそうですが、私のネアンデルタール人の祖先は、全体(全遺伝情報)DNAの4%未満(DNAの断片)を占めていると結果がでて驚きました。
我々ホモ・サピエンスとの混血はネアンデルタール人だけじゃなく、デニソワ人とも混血があったということも分かって来たので、今後は各社の技術的なアップデータでデニソワ人のバリアントが解析される日もそれほど遠くないかもしれません。
これが多いのか少ないのか、
23andMe
で最高数のバリアントを持っている人が397個あるそうなので、私のは比べると少ない方でしょう。
とは言っても、稀にこのバリアントを持っている人の中には身体的特徴にネアンデルタール人の影響を受ける可能性があるそうです。
例えば、
真っすぐな髪:
私の髪質の特徴はちょっとウエーブありますが、伸びきったら、サダコのようになると思います。
検査結果でも、0バリアントでした。
ダークチョコレートを食べた後、くしゃみがしにくい:
最近、それほどでもないですが、子供の頃は必ずくしゃみが出ました。
検査結果でも、0バリアントでした。
背中の毛が少ない:
な、な、な、ないです!
検査結果でも、0バリアントでした。
背の高さ:
156cmですが、ネアンデルタール人の方が大きめだったんじゃないでしょうか。
見た目、あまり我々のようなホモ・サピエンスと変わらなかったそうだが、ネアンデルタール人にも地域差があったと思います。
検査結果でも、0バリアントでした。
ということで、身体的特徴にはあまり影響がないようですが、DNAの断片だと希釈するんでしょうか。
更なる技術の革新で最新情報データのアップグレードを待つしかないです。
この遺伝子結果に関しては終わらない話題になりそうです。